ワイン好きならみんなご存知ボジョレーヌーボー!
英語のスペルは「Beaujolais Nouveau」
そのボジョレーヌーボーの解禁日なんですけど、
なぜ解禁日があるか知ってますか?
その由来なんですけど、ちゃんと理由があるんです!
今回は由来を中心に紹介していきます!
ボジョレーヌーボーを飲みながら、
「あっ、そうそう、解禁日の由来って知ってる?実はさぁ~」
というウンチクでも語ってやってください(笑)
ボジョレーヌーボー解禁日の由来
ボジョレーヌーボーには解禁日なんて当初はなかったんですよ。
1967年にフランス政府が11月15日に定めたんです。
そして解禁日は世界共通なんですよ。知ってましたか?
で、現在の解禁日は、
11月の第3木曜日です。
あれれ?
ちょっとおかしいですね。
解禁日は11月15日と言っておきながら、
その数行後に第3木曜日と言っている。
もちろん間違えじゃないですよ(笑)
これ、ちょっとした逸話があって、
昔は確かに11月15日だったそうなんですよ。
しかし、15日が休日に当たった場合、
ちょっとマズイことが起こるんです。
それは何かというと、
運送会社が休みになるということです!
運送会社が休んじゃうものだから、
解禁日にボジョレーヌーボがお店にない!
買えないんですよ、解禁日なのに!
それはちょっとおかしいんじゃないの?
解禁日に飲みたいんだよッ!
もうワインなんか飲んでいられるか!
発泡酒だよ、発泡酒!
って声があったかどうかは知らないですけど、
解禁日に店にボジョレーヌーボーが並ぶようにということで、
11月の第3木曜日になったそうです。
日本だったら間違いなく、
休日返上で配達するんでしょうけど、
フランスですからね。
お国柄と言いましょうか、
休みを大事にするその感覚。
我々日本人も学びたいものです!
ってこれは解禁日を設定した理由ではなく、
設定後の話でした!
いや~、すみませんね。
話がちょっと前後しちゃってますけど、
ココからが解禁日の由来です!
解禁日を設定した目的は、
ボジョレーヌーボーというブランド名を守るためです!
このワイン、ものすごく人気のあるワインで、
出せばすぐに売れちゃうという超人気商品なんです。
で、色々なメーカーが利益を獲得するため、
出荷がどんどん増加したんですね。
これだけならまだいいんでしょうけど、
ワインとしての価値が低いものまで出回るようになり、
消費者の信頼を失いかねない事態にまで発展しました!
そこで解禁日を設定することにより、
品質の低いボジョレーヌーボーが出回るのを避け、
ブランドのイメージを保持することができたというわけなんです^^
確かにブランドは信頼が大切ですもんね。
他の商品や製品にも言えることですけど、
そのブランドだから買うという人もいますし、
そこには商品としての機能とは別に、
サービスや信頼といった付加価値が含まれます。
そこを守ったフランス政府!
いや~、あなた偉いよ!
ちなみに情報として、
ボジョレーヌーボーという名前の意味なんですけど、
フランスのボジョレーってとこで作らるワインで、
ヌーボーは新しいという意味なんですね。
ボジョレーで作られる新しい(ヌーボー)ワイン。
だから、ボジョレーヌーボーという名前なんです!
これがもし東京だったら、
トーキョーヌーボーですか。
ボジョレーでよかった(笑)
あと、こちらの記事でボジョレーヌーボーに関する評価にツッコミを入れてます。
なんか評価見てたらツッコミたくなったもので(笑)
⇒ボジョレーヌーボーの解禁日はいつ?2013年の出来を確かめろ!
あなたもツッコミ入れてみましょう!