強い雨と雷をもたらすゲリラ雷雨(ゲリラ豪雨)。
集中豪雨というだけでは済まされないその所業。
おいおい、マジかよ、イライラすんぜッ!
と、怒り心頭になることもあります!
しかし、これはもはや毎年のこと。
いわば年中行事です!
我々人類は新たなる時代を迎えるに当たり、
ゲリラ雷雨という名の自然災害に対応せざるを得なくなっているのです!
敵を倒すにはまず、
敵の事を知る必要がある!
ということで、ゲリラ雷雨の仕組みを紹介します!
って、なんか大げさに言いましたけど、
要は仕組みを知っておけば、
その後の対策もやりやすいんじゃないの?
発生しやすい時間帯、場所、季節。
そういうのを把握しておけば、
被害を最小限に抑えられるはず!
ってやつです。
ではでは、早速、
仕組みを見ていきましょう!
ゲリラ雷雨の仕組み
夏の太陽あるじゃないですか、
すっごく暑いですよね。
その太陽で地表が暖められると同時に、
エアコン、自動車の排気ガスなどの熱が加わって、
さらに地表が熱くなっていきます!
これで上昇気流が発生します。
そしてその上昇気流とともに、
湿った空気も一緒に上昇します。
夏場の日本の太平洋側は湿度が高いのです。
もくもく~っと暖かく湿った空気が上昇するわけですが、
このとき、上空に冷たい空気があると、
湿った空気が冷やされて、それが積乱雲になります。
コイツが急激に発達して激しい雷雨をもたらすんですね!
以上がゲリラ雷雨発生要因の仕組みです。
なぜ最近になって頻発するようになったかというと、
ヒートアイランド現象の影響が強いと言われています。
知ってますか?ヒートアイランド現象。
東京などの都心部を中心に起こりやすい現象なんですけど、
エアコンや自動車などを利用する時に生じる熱が原因で、
地表の温度が自然現象ではありえないほど上昇します。
この温度の上昇が局地的に起こることを
ヒートアイランド現象と言います。
で、ここで思い出してほしいんですけど、
地表の温度が高いと上昇気流が発生ってありましたよね?
そう!これです!
夏、都心部でゲリラ雷雨が発生しやすいのは、
このヒートアイランド現象があるからなんです!
ゲリラ雷雨が発生しやすい時間、場所、季節
発生しやすい時間帯は正午前後です。
午前中に太陽によって地表がグングンと暖められ、
暑さがピークに達するのがだいたいこの時間帯。
あ、でも夕立ってあるね。
ま、自然現象だし、絶対はないということで(笑)
場所はヒートアイランド現象が著しいところ。
まぁ、都市部ってことです。
季節はもちろん夏。
暑いということもありますが、
夏の日本の南側に太平洋高気圧というのがあるんです。
こいつが温かく湿った空気を持っていて、
これによって積乱雲が発生しやすくなります。
対策法
傘を毎日持ち歩くのだ!
これでいつ何時ゲリラ雷雨が襲ってきても大丈夫!
っていうのはわかりきっていることです。
スミマセン(笑)
遭遇しないようにするというのが一番ですよね^^
ただ、ゲリラ雷雨って予測が不可能って言われています。
いや、まぁ、気象レーダーの技術進歩があるので、
ある程度の予測は今後できるかもしれません。
しかし、短時間で急激に発生して雷雨をもたらすので、
被害から完全に逃れるというのはやっぱり難しいと思います。
結局のところ、ヒートアイランド現象の原因となる
エネルギー問題を解決するのが一番じゃないかと。
長期的な対策ですけどね。