お盆、お彼岸の季節になると咲く花。
そう、彼岸花です。
彼岸花って少しイメージ悪いですけど、
僕は結構好きな花なんですよね^^
真っ赤に咲く姿はまるで炎のようです!
名前の由来はお彼岸の時期に咲くから彼岸花。
ってまぁ、ある意味ストレートな名前です。
今回はこの彼岸花の育て方や特徴などについて紹介します!
あと、毒と別名についても合わせて紹介しますね^^
特徴、彼岸花の育て方
水やり
彼岸花は乾燥に強いです。
というより、水を与えすぎたら枯れる恐れがあります。
土が乾いたら水を与えるくらいで大丈夫です。
土
水はけに優れた土を選び、
水が溜まりにくいようにしましょう。
日当たり
日光を好むので、日当たりの良い場所に植えましょう。
肥料
特に与えなくても育つけど、
葉の出る前に堆肥や化成肥料を与えると効果的です。
彼岸花の毒について
彼岸花は根の鱗形(りんけい)と呼ばれる部分に、
アルカロイド系の毒を含んでいます。
この毒、症状は吐き気や下痢なんですけど、
酷い場合は亡くなる可能性もあるので結構危険です!
ですので別名、
毒花、痺れ花とも呼ばれています。
(別名は他にもあるので、また後で紹介します^^)
そして、この毒を有効利用した使い方があるんですね。
彼岸花って、お墓や田んぼの周辺に植えられてることが多いんですけど、
その毒でねずみやモグラを近づけないようにしているんです。
お墓や田んぼを害獣から守っているというわけです!
あと、彼岸花って食用にもなるそうですよ!
えっ!毒あるのに食えるの!?
って思いますけど、
毒をしっかりと抜いてから食べるそうです。
毒は水に長時間着けておけば抜けるのだと。
彼岸花の別名
先ほど、ちらっと毒のところで別名を紹介しましたけど、
彼岸花ってたくさんの別名があるんですね。
全国で1000種類ほどあるとか・・・
さすがに全部は無理なので、
一部の別名と、そう呼ばれる由来を紹介します。
死人花、地獄花、幽霊花
お墓の近くに多い、毒でネズミやモグラを近づけないという理由
葉見ず花見ず
花がある時は葉がなく、葉がある時は花がないという特徴から
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
サンスクリット語で、仏教経典の
「良いことが起こる前兆に天から赤い花が降ってくる」
というところからきてます。
彼岸花の花言葉
あきらめ、悲しい思い出、恐怖
おいおい、なんだか悲しい花言葉ばっかりだ!
って思っていたら、ほかにもありました。
再開、情熱、独立、また逢う日を楽しみに、想うはあなた一人
おお、こっちはなんだかプラスのイメージだ!
きっと、悲しみの中でも希望を忘れずにといったことなんですかね^^
まとめ
育て方としては水を与えすぎないのが重要で、
日照りが続いたらしっかりと与えること。
そして日光によく当たる場所に植える。
最初はこれだけを意識すれば良いかと思います。
ちなみになんですけど、
彼岸花って赤い花だけじゃないんですよ。
白い花を咲かす彼岸花もあります。↓↓↓
赤と白、二つ揃えて並べると、
紅白でおめでたい感じがするんでしょうね!
イメージがあまりよくない彼岸花ですけど、
毒でお墓や田んぼを守るボディガードとして活躍し、
いざとなったら毒抜きして非常食に早変わり!
おお、彼岸花、なかなかのポテンシャルを秘めているではないか!
この記事で彼岸花のイメージ回復につながれば幸いです(笑)