東日本大震災の影響もあって、
地震の対策が見直されるようになりましたね。
国や地方自治体も避難時の逃げ道を確認するとか、
非常時に備えて持ち物(防災グッズ)を準備するよう言ってます。
地震はいつ起こるかわかりません。
それこそあと1時間後に起きてもなんら不思議ではないのです。
しかし、震災後は高かった地震への危機意識も、
時間の経過と共にだんだんとなくなってきたのではないでしょうか?
まぁ、人間はどうしても都合の悪いことをいいほうに考える癖がありますからね。
「自分のところに地震は来ないだろう」
「自分だけは大丈夫さ」
と、ついつい考えて対策をおろそかにしがちです。
そして実際に起こって初めて自分の危機管理のなさを嘆くことになるのです。
「ああ、あの時準備しておけばよかった・・・」
こうなってからでは遅いですからね。
せめて最低限の準備くらいはする必要があります。
というわけで今回は、
地震避難時に役立つ持ち物をリスト形式で紹介します。
この持ち物があなたの命を守ることになるかもしれませんよ。
避難時に持っておきたい10の持ち物!
水
これだけは必ずもっておきたいですね。
飲料用としてはもちろんですが、傷口を洗い流すのにも使えます。
1人当たり1日3リットルが目安と言われています。
非常食
缶詰やレトルト食品などがおススメです。
保存がきくし、火や水を使わずにすぐ食べることができるからです。
カロリーメイトロングライフのような食品も保存期間が長く持ち運びに便利です。
ばんそうこう・ガーゼなどの医薬品
怪我をした際の応急処置用として使います。
何か持病がある人は専用の薬も合わせて準備しましょう。
防寒具
寒い時期に災害が起こる可能性もあります。
毛布やジャンパー、カイロがあれば寒さをしのぐのに役立ちます。
懐中電灯・ろうそく
停電して真っ暗になる可能性があります。
懐中電灯のほかにろうそくとマッチがあるとなお良いです。
また、マッチで火をおこして暖をとるということもできます。
携帯ラジオ
災害情報を聞くのに役立ちます。
懐中電灯、携帯電話充電機能、手巻きの充電機能など、
最近の携帯ラジオは様々な機能がついたものがあります。
バール等の工具
部屋の中に閉じ込められたときなど、
バールで壁を壊すなどして脱出できる場合があります。
テコの原理を使えば重たいものを動かすこともできるので、
瓦礫をどかして救助・脱出する際にも役立ちます。
スニーカーなどの靴
あたり一面ガラスの破片まみれの可能性があります。
裸足の状態では移動も困難ですし怪我をする可能性があるので、
足を保護するためにも避難用の靴を用意するのをおススメします。
携帯の電池・10円玉
外部との連絡手段として携帯電話は非常に役立ちます。
予備の電池があれば電池切れしたときも安心です。
10円玉は公衆電話を使う際に使用します。
笛
瓦礫に体を挟まれ動けなくなったときなど、
笛を吹いて周囲に自分の存在を知らせるときに使います。
声を出しすぎて大きい声が出せなくなったときは、
笛を吹いて自分の存在をアピールしましょう。
以上が最低限そろえておきたい持ち物です。
ほかに必要なものがあれば各自準備し、
すぐに持ち運べるような場所に設置しておきましょう。
あと、これは必ずしも必要とはいえないですが、
トランプや将棋など、皆で遊べるゲームもおススメです。
災害時に遊ぶなんて不謹慎かもしれませんが、
パニック状態になった精神を落ち着けるのに役立ちます。
避難所での暇つぶし対策としても使えるので、
余裕があれば準備しておくのもいいでしょう。