サルコペニア肥満という聞いたことのない言葉。
とくダネやNHKの番組で取り上げられていました!
どんな症状なのかというと、筋肉が減少していくんです!
サルコペニアって筋肉の減少っていう意味があるんです。
加齢とともに筋肉がどんどん減少していき、
その筋肉が減少した状態の体に、
脂肪がついていくという症状です。
普通、肥満って言ったら、
体重が重くて、いわゆる「ぽっちゃり」した状態を
イメージするかと思いますけど、
このサルコペニア肥満は違います!
痩せた状態でもサルコペニア肥満になる可能性があります!
なぜなら、筋肉の量が減少していくから。
脂肪の量はそのままでも筋肉が減少していけば、
相対的に脂肪の量が多くなるんですね!
そして筋肉が減少することによって、
基礎代謝や活動量が減少し、
どんどん脂肪が蓄積されていく。。。
このような理由で痩せている人でも、
サルコペニア肥満になるんですね!
サルコペニア肥満の影響
筋肉量が減少することによって、
体にどのような影響が現れるのか?
具体的にいうと、
- 自転車のペダルをこぐのがツライ
- 階段の上り下りがツライ
- 疲れやすくなってきた
- ちょっとの動作で転びやすくなった
など、体力面の衰えが目立つようになります。
ま、加齢とともにこのような傾向になるのは
当たり前だと思いますけどね。
ただ、ここ数年で疲れやすくなったとか、
運動がツラいと感じるのであれば、
サルコペニア肥満を疑ったほうが良いかもしれません!
サルコペニア肥満の恐ろしいところは、
筋肉の衰えにより活動量が低下し、
それが更に筋肉の低下、脂肪の増加につながるという、
負の連鎖を巻き起こすということです。
先ほどの痩せている人でもなるというのは、
これが一番の原因です!
サルコペニア肥満の診断と対策法
簡単な診断方法として、
両足を縦に一直線にして立ち、
そのまま目を閉じて30秒間その姿勢を維持できるか?
とう診断方法があります。
どうです?
ちゃんと30秒間維持できましたか?
出来なかった場合は今からでも遅くありません!
しっかりと対策をしていきましょう!
(出来た場合もね^^)
対策は体を鍛えること、つまり筋トレです。
運動不足が原因の一つですからね、
スクワット、腕立て伏せ、腹筋など、
簡単なところからから体を鍛えていきましょう!
でも無理は禁物ですよ!
無理して筋トレするとけがする可能性がありますし、
そうなってしまっては筋トレできなくなってしまうので・・・
あと、食事も非常に大切です!
痩せるために食事の量を減らすというのがありますけど、
極端な食事制限は脂肪と同時に筋肉まで減らしてしまいます。
それに筋肉はタンパク質でできているので、
筋肉の成長にはタンパク質が重要なんです。
筋トレっていわば筋肉を壊す行為なんですよ。
で、その傷ついた筋肉を修復する過程で、
筋トレ前よりも強くなっていくんですね♪
その時、筋肉の材料となるタンパク質が不足していたら、
成長どころか減少してしまう可能性があるんです!
これじゃ意味ないどころか逆効果ですよね。
肉、魚、納豆などのタンパク質をしっかり食べて、
筋肉を成長させるようにしていきましょう!
対策のまとめとして、
- 筋トレを無理のない範囲で行う
- タンパク質をしっかり取る
- 極端な食事制限はしない
これらを守って、筋肉を増やしてくださいね♪
なんか最後は筋トレサイトのような内容になってしまったけど、
結局は運動して、食事もしっかり食べようってことです!
サルコペニア肥満は筋肉量が減って脂肪が蓄積していきますからね。
わかりやすい例えをするなら、
ボロボロになった車にどんどん荷物を積んでいくようなものです。
これじゃ荷物を運べなくなりますよね。
そうなる前にしっかりと筋肉を鍛え、
自分の体を支える筋肉を維持していきましょう!