手足口病が多くなる季節になりましたね。
手足口病は小さな子供や赤ちゃんに多く見られる病気で、
特に夏に流行しやすいです。
どんな症状が現れるのかというと、
発熱、口内炎、手足に水疱ができます。
今回はこの手足口病を赤ちゃんにスポットを当て、
初期症状を中心に紹介します。
「もしかしてうちの赤ちゃん・・・」
って感じた場合、早めに病院ですよーーー。
ではでは、早速参りましょう!
口内炎、水疱、発熱に注意!
手足口病という名前の通り、
手、足、口に水疱のような発疹ができます。
発疹は1週間前後で消えます。
水疱のほかにも発熱する場合がありますが、
これは全体の3割程度が発症します。
38度程度の熱が1~2日続きます。
症状で特に注意したいのが口の水疱。
舌や歯茎、頬の内側に2~5ミリほどの口内炎のような水疱ができます。
水疱の数には個人差がありますが、
だいたい数個~十数個が一般的です。
で、この水疱がつぶれると痛みを伴うんです!
この痛みにより食事や水分を嫌がります。
大人だって口に傷があったら痛いですからね。
赤ちゃんならなお更でしょう。
なので、お腹は空いているけど痛みで食べれない状態になり、
それが原因で不機嫌になることがあります。
不機嫌だけならまだいいかもしれませんが、
母乳も受け付けなくなるので食欲不振になる場合があります。
また、口の中に水疱が出来ている場合、
よだれが大量に出ます。
いつもよりよだれの量が多いと感じたら、
口のなかをチェックしてみてください。
手や足にも水疱ができます。
大きさは2~7ミリほど。
口と違い、痛みやなどの刺激はないですが、
かきむしってしまうと痕になる場合があるので注意が必要です。
また、そこから菌が感染する可能性もあります。
潰さないようにしてくださいね。
ちなみに細かく部位を分けると以下のようになります。
手のひら、手の甲、足の裏、足の甲、ひざ、ひじ、おしり。
おしりの場合、おむつをつけていると発疹が蒸れてしまい、
それが原因で悪化することがあるので注意しましょう。
食事はどうする?
暑い夏、汗を大量にかきますよね。
水分補給がすごく大事な時期です。
初期症状のところで紹介しましたが、
口の中に発疹ができると食欲不振になります。
そうなると赤ちゃんの体調がすごく心配になります。
なので食事のさいには痛みを最小限に抑える工夫をし、
脱水症状にならないよう予防しましょう。
冷たくて柔らかいものは食べやすいそうですよ。
夏ならアイス、ゼリー、うどんなどがおススメです^^
逆に熱くて塩気や酸味があるものは水疱に刺激を与え、
痛みを感じてしまうので注意が必要です。
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